質問

御社のクライアントで、フリーランス活用に切り替えたことでうまくいった例などはありますか?

回答

私も経営している身として、特にスタートアップベンチャーや、エンジニアの組織がそこまで強くない会社は、フリーランスエンジニアを活用する価値が非常にあると思っています。

実際にそのような会社は、「まず内製化したいからCTOを採用したい。技術責任者を採用したい」と声を上げます。しかし、技術責任者クラスの人間は、そのような組織体制のないところには行きたがらないのが現状です。

例えばメルカリのように、よい開発環境がありよいエンジニアがたくさんいて、比較的年収も出してくれる会社が存在する中で、よくわからない会社に技術責任者としていきなり入ることは少ないと思います。したがって、正社員として採用するのはハードルが高いです。

しかしフリーランスのかたちであれば、いろいろな会社を受けてくれますので、クオリティの非常に高い方が参画してくれることもあります。

既存のプログラミングについては、若手であっても、しっかりと学べばできるようになっていきます。ですので、フリーランスのベテランエンジニアのもとで学びながら、組織の帰属意識を熟成し、強い幹部になっていくキャリアパスを作ることも可能です。そのような意味では、フリーランスの活用における再現性は、非常に高いと思っています。

またスタートアップも、「資金調達したお金を使い、この開発期間にプロダクトを作りたい」といった時は、業務委託費用でできます。「変動費」という扱いにすることが可能ですので、うまくいかなかった場合は、その事業を止めて雇用をいったんゼロにすることができます。

エージェントを使って高いショットのお金を取るよりも、私たちの手数料は乗っているもののフリーランスを活用するほうが、コストパフォーマンスもよいと思っています。

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