売上高成長が前四半期までに比べて低いが、そこについてもう少し原因について教えてほしい。
売上高成長の前年比との比較での成長の部分ですね。ご質問ありがとうございます。まず売上高に関しては、業績予想の観点から申しますと、5月に開示した業績予想のとおりの進捗となっておりまして、通期での業績予想に対しての懸念点というのは特にございません。 最初に一点補足させていただきますと、B to Cに関しては店舗が前年対比で1店舗純減となっているということがございまして、数値的には弱く出てきている状況にはなります。その中でも前年対比で売上高は、微増ではございますが、1.2%となったのは良い結果だったと考えております。 B to Bに関しては、先ほど説明させていただいた内容の繰り返しにはなってしまうんですが、アクティブユーザーの獲得方針の変更の部分で、新規の顧客獲得の数が想定よりも下回っているという部分はあったと思ってます。この内容の背景としては、人員を介して新たにお客様を取りに行く。
特にLTVが高いお客様をターゲッティングして、人を介してこちらからプッシュで営業していくということは功を奏しているという部分はございますが、一方で、十分な数を獲得していくという観点で言いますと、営業人員数としては不十分であったというのが反省点になります。その反省点を生かしてしっかり採用は進めることができておりまして、順次社員が入社してまいりますので、その部分に関しては成長基調に戻せていけるというふうに考えております。 また、商品の値入れ率、商品粗利率の部分で、スポットでご利用いただいているお客様から一部割高感を感じられるところもあったのかなと思っておりまして、一部離脱があったと考えております。
ここは、本当の意味で一部しか、スポットでしかご利用しないお客様と、初めに慎重にスポットから買い始めるお客様というのは、今同じような扱いにしてしまっているんですが、実は潜在的に数回発注していただいく中でたくさん買っていただける可能性があるお客様に対しては、もう少しロイヤリティープログラムの最適化を図る必要性があるのではないかと思っております。たくさん買っていただける想定のお客様に関しては、入りのところからもう少しメリットを感じていただきやすくしていく必要性があると思っておりまして、そこの調整を図っていきたいと思っております。 根底にあるのは、売上総利益額の最大化の部分は先ほどもお話しさせていただいたんですが、商品粗利、アクティブユーザー数、ARPUのバランスを見て、これからも最適化を図っていきたいと考えておりますが、KPIに関してはしっかり推進していきたいという考えは変わっておりません。