質問

ビジネスモデルの説明で、PMOを派遣してリーダーになる方、メンバーになる方がそれぞれいらっしゃるというお話がありました。

こうしたPMOを軸とするモデルは、他の上場企業でも見受けられるかと思います。そうした企業との比較において、プロジェクトホールディング様の独自性や優位性はどのような点にあるのでしょうか。詳しく教えてください。

回答

PM・PMOと呼ばれる役割をコンサルファームが担っているケースはよくありますが、「PMO」とひと口に言っても、そのレイヤーが大きく異なる場合があります。たとえば、「Big4」などのいわゆる大手のコンサルファームファームが担うPMOは、経営層が入ってくるような上流フェーズでの検討に強みを持っていることが多いです。また、システム開発のような大規模プロジェクトでも、経営層に近い立場で全体を管理するようなPMOが中心となるケースが目立ちます。

一方で、当社が言っているPM・PMOは、そうした上流フェーズでの検討内容が分科会レイヤーに落ちてきて、そこで実行を進めるプロジェクトをサポートする形になります。大規模プロジェクト内で、たとえば「新商品企画の検討」といった分科会が生まれた際、その分科会を推進するためにPM・PMOのリソースが必要となります。つまり、当社は上流ではなく、もう少し実行段階に近い部分を支援するという点が特徴の1つです。

また、そこでの支援においては、お客様の現場に深く入り込み、当事者意識を持って進めるスタイルをとっています。一般的なコンサルファームですと、第三者的に「競合比較をするとこうです」「マーケット状況はこうです」といったアドバイスをすることが多いかもしれませんが、当社の場合は「実際の落としどころはここですよね」というように、現場感や実態を踏まえた上で具体的に実行プランを作っていくのです。いわゆるロジカルに整理するコンサル的アプローチとは少し違い、現場との密接な連携を通じて実行力のある支援をする点が、当社の提供価値として大きな違いだと考えています。

Q&A一覧に戻る