子会社を設立する意味と成長性、事業内容について教えてください。
これまでに蓄積したAIのノウハウや体制を「まいぷれ」プラットフォームおよび既存事業にはめるという部分はフューチャーリンクネットワークで行いますが、それ以外の、AIを活用した地域活性に資する事業については別法人で行うという思いのもと、新会社にしました。
なぜ新会社にするかについては、AIの技術やアライアンス、人材採用などに関して、よりスピード感が求められるケースがあると考えているからです。意思決定のタイミングと速度を考えたときに、別法人のほうが有効だろうとの考えによるものです。
具体的な事業に関しては、AIを使い、地域情報を効率的かつ効果的、魅力的に発信するという事業を、「まいぷれ」という枠組みではないところでトライアルしていくことを検討しています。
またリスキリング・ラーニング事業については、当社の「まいぷれ」のパートナーを含めた地域のプレイヤーとさまざまなコミュニケーションや情報共有を図る中で、AIを活用することで圧倒的に生産性が上がるという領域をよく見ています。
そこで、当社が蓄積したノウハウを地域のプレーヤーの方々にインストール、またリスキリングすることにより、この生産性の向上も見据えられるのではないかと考えています。
特に、現政権がリスキリングを非常に重要視していることもあり、国策に合致するという意味でも、この事業に可能性を感じています。