質問

AIを活用する事によって、訪問看護ステーションにとってどの程度の費用対効果がありますか。

回答

(参考 2Q決算説明会資料P61) 我々が電子カルテで蓄積した医療データをAIで解析・レコメンドすることで、患者様の個⼈ごとに最適な在宅医療の訪問看護オプションを提供することができます。 これは弊社が2014年のシステムリリース時から蓄積した他に類がない圧倒的な在宅医療データの蓄積によって実現でき、この解析・レコメンドサービスを利用する看護師は難しい操作やAIを活用するための専門性などは一切必要としません。 従って今まで手書きで⾏なっていたことからA Iに置き換えるためのスイッチングコストはかかりません。 費用対効果としては、弊社の調査によると1⼈の患者様への報告書、計画書という毎月必ず⾏う書類作成業務に係る時間は30分程度となっており、AIを活用すると約5分で完了となり、6分の1になります。 看護師の平均年収から時給を求めると約2,400円と言われており、従来であると1時間で2⼈分の処理が可能ですが、AIを活用することで12⼈分の処理が可能となるため、費用対効果としては看護師1⼈当たりで12,000円/月となります。 よって、モデルケースとして看護師5⼈でステーションを運営されている場合は60,000円程度の費用対効果になり、実際にはAI活用により生まれた時間で訪問も可能であることから、さらに効果は上がると想定しています。

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