AIマッチングやAIエージェントに代表される人材紹介ビジネスにとって、新たな競合の種となるサービスも生まれていると思います。これらをどのように捉えていますか
最近では生成AIを活用した人材紹介サービスがあります。リクルートやパーソルなどの各社においても、ヒューマンタッチな生成AI活用を導入しています。当社も現在、予算の編成において、生成AIをどのように活用していくかを議論しているところです。今後も、人材紹介サービスにおける最適な生成AI活用を進めていきます。 生成AIの活用においては、当社がこの事業を始める上でお話ししたことが1つのポイントになると思っています。例えば、上場企業は情報開示義務がありますので、これを活かして人材紹介ができます。しかし、プレIPOや未上場の企業は情報開示義務がありません。秘匿情報となるため、内部のコミュニティに入っていかないと取れない情報だと認識し、当社はプレIPOやスタートアップの人材紹介で成長してきました。 これは生成AIにおいても同様だと思います。開示情報があまりない中でも、それらを参考にしながら最適なスタートアップ支援の紹介サービスを作り上げることは可能だと考えています。