中期計画での営業利益目標達成の蓋然性と、その中で既存事業の成長と新規領域開拓のバランスをどのように考えていますか。
今期の営業利益目標6.4億円は、第二四半期終了時点でほぼ達成見込みです。ここから30%成長に向けて下半期でプラスしていきます。来期の目標7.4億円についても、既にある物件で見えています。ここから30%成長となるための仕入も既に見えています。というのも、今期の仕入れ物件が来期のストック収益やキャピタルゲインにつながるため、パイプラインがおおよそ見えている状態です。再来期以降については、見えない部分もあり、キャピタルゲインのための物件購入や、ファンド化などの新たな取り組みが必要になってくると想定しています。ただし、当面は既存の物件による収益で十分成長が見込まれるため、蓋然性は高いと考えています。ファンド化といった新規領域は、再来期以降の将来的なアップサイドとして捉えています。ただし、新規領域に着手しなくても、成長は可能だと考えています。いずれにせよ、市場環境の様子を見ながら進めていきたいと考えています。