質問

上流から実動までの支援を一気通貫で行えることが強みとお話しされていましたが、なぜ強みと言えるのでしょうか?

回答

当社では、マッキンゼー・アンド・カンパニー・ジャパンやボストン・コンサルティング・グループやアクセンチュアなどの戦略コンサルティングファームを「上流」、案件の開発やプロジェクトを管理するプロダクトマネージャーが在籍している会社を「中流」、当社がメインとしてきた手を動かしてシステム開発を行う領域を「下流」と定義しています。

従来、上流を請け負ってきた会社では、下流の部分は下請け企業に流す前提の単価で考えています。そして、上流の日本企業の発注先の多くは外資系企業です。外資系企業のほとんどの本社がアメリカにあるため、アメリカの本社に対して、非常に高いフィーを取られます。当社は外資系のように高い本社へのフィーがかからない上に上流出身の人材が集まる企業であるため、質もパフォーマンスも同等にもかかわらず単価が低いので、先方の会社に喜ばれます。

加えて、今までは上流が戦略を描き、その後の手を動かす作業は二次請け・三次請けというかたちで下流の下請け企業が行うのが当たり前の世界でしたが、当社は一気通貫でソリューションを提供できます。

これまでの歴史上、当社が持っているコンサルティングファームのケイパビリティと、開発するケイパビリティを兼ね備えた会社はほぼありませんでした。そのため、このような提案を行うことで、大手企業も含めた顧客からは非常に高い満足度が得られています。まだまだ営業力が弱く「このようなことができる会社です」と伝えられる機会は少ないものの、この強みを活かした提案をすることによって、足元では非常に手応えを感じています。したがって、2024年8月期以降は、とても期待できるのではないかと考えています。

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