当社が価格改定を実施する判断基準と、今後見込まれるコスト上昇について教えてください。
当社は、定期的に年2回コストシミュレーションを行い、価格改定が必要と判断した場合は、1月と7月に価格を改定しております。
改定にあたっては、改定時点から向こう6か月間に見込まれる運営コストの上昇分を価格に反映させていただく方針であり、現在は次回7月の改定に向けた情報収集および内容の精査を進めている段階です。 内容は検討中ではございますが、現時点で想定されている主なコスト上昇要因は以下のとおりです。 〇原材料費の上昇 ・米:高止まりが継続 ・海苔:不作の影響により価格上昇の見込み 〇 水道光熱費の増加 ・補助金終了に伴うコスト上昇の見込み
こういったコスト上昇は、外食業界全体に共通して見られる傾向と認識しております。 そのため、業界全体で価格転嫁が進むと見込まれ、価格改定後もラーメンの価格帯は相対的に低く、コストパフォーマンスが高いと感じるお客様が多いと考えております。 さらにラーメン業界内では、チェーン店は個人店と比べて価格が抑えられている傾向にあります。こうした状況が続けば、価格改定による客足への影響は限定的であると考えております。