質問

訪問看護の需要は年々増えていますが、訪問看護師不足がネックとなり訪問看護ステーションの増加が鈍化する可能性はないでしょうか。中長期的な御社の見立てを教えてください。

回答

確かに訪問看護の需要は年々増えているため、訪問看護師の数も不足しています。 具体的には、2022年における訪問看護従業者数は10万⼈ですが、2025年には13万⼈の従業者が必要と言われています。 しかし就業されている看護師自体(病院勤務等を含む)の数は2022年において100万⼈以上おり、国策で訪問看護のベースアップが進められていることからも、訪問看護師の数は増加していくものと見込まれています。 よって訪問看護師数も年々増加することが見込まれるため、訪問看護師不足がネックとなり訪問看護ステーションの増加が鈍化する可能性は低いと考えています。 なお、新たに看護資格を有する⼈(国家資格合格者)が毎年約55,000⼈増えており、さらに看護学校では必修科目である『在宅看護論』の単位数も引き上げられたことから、若い世代の看護師の方も訪問看護師を目指す方が増えていくことを期待しています。

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