質問

貴社サービスを利用した際のUXの良さから、株式を購入しました。ただ、株価は26%ダウンしています。良いサービスなので、導入者数がもっと増えないのかと感じていたのですが、市場規模と競合環境などを解説いただいた上で、今後の導入社数上限値など共有いただけますと幸いです。

回答

市場機会についてですが、詳細な金額などはIR資料の後半部分に記載しておりますので、そちらをご参照いただければと思います。 ここでは、私の感覚も交えながらご説明させていただきます。競争環境について申し上げますと、市場にはさまざまな競合企業が存在しますが、当社のサービスは競合他社と完全に重なるものではなく、独自の領域を築いている点が強みとなっております。たとえば、「サブスクペイ」に関しては、一般的な決済サービスと直接競合するのではなく、サブスクリプション管理という付加価値を提供することで、他社と差別化されたポジションを確立しております。また、「請求管理ロボ」に関しても、インボイス制度の導入に伴い、多くの企業が請求書の電子化やデジタル化に注力している中で、当社はそれに加えて「債権回収」に関するニーズに対応しており、ここにおいては競合企業がほぼ存在しない状況となっております。そのため、当社は比較的独自性の高い市場環境で事業を展開していると認識しております。市場の規模についてですが、決して小さいものではなく、依然として大きな成長の余地があると考えております。ただし、日本国内の企業数には限りがあり、全ての企業が100%DX化を実施するわけではないため、一定の市場上限(キャップ)があることも事実です。しかしながら、現時点ではそのキャップに達するまでの十分な成長余地があり、今後も導入企業数の増加が見込まれる状況です。さらに、将来的な市場の上限を見据えながら、他の事業領域の拡大にも取り組むことで、常にホワイトスペースのある市場で戦い続けることを目指しております。

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