営業利益率が前年より6.6ポイント改善しましたが、どのような施策があったのでしょうか。
営業利益率の改善要因は、大きく粗利率の改善と販管費率の低下の2つに分けられます。
まず粗利率につきましては、0.7ポイント程度の改善が見られました。ただし、当社の粗利率はもともと9割前後と非常に高水準であり、さらなる大幅な改善は見込みにくい状況です。
今回の6.6ポイントの営業利益率改善の主要因は、販管費率の改善によるものでございます。具体的には、売上総利益が25.5%増加した一方で、販管費の伸びは18%弱にとどまりました。特に、広告宣伝費の伸びは9%に抑えられており、この効率化が寄与しております。 ただし、これは単にコストを削減した結果ではなく、生産性や効率性を重視しながら、必要な投資を適切に行った上での改善となっております。