前期同様、第1四半期ではストックの粗利率が高いです。ストック粗利に季節性はあるのでしょうか?
ストックもフローも、粗利率はそこまで変わらないです。物件の売却の粗利率や、物件をマスターリースでストックしている率が変わらないのは、第1四半期にたまたま物件の売却があり、フロー粗利が加わったためです。フロー粗利の物件の売却は年間数棟しかなく、その数棟の物件があった四半期は粗利の中でフローが占める率が高くなります。 季節性は特にありません。たまに大きなPM(プロパティマネジメント)物件の運営委託型のものをオープンした時は、その手数料などが大きく入ってくるため、ストックの粗利率が多少高く見える場合があります。 また反対に、マスターリース物件のオープンがない時はマイナスがないため、ストックの粗利率が高く見える場合もあります。それは季節性というよりも、物件のオープンにあわせて変動するということです。